
みやざきフェニックス・リーグに続き、秋季キャンプにも参加。充実の秋を過ごしている[写真=太田裕史]
感覚を養う秋だ。秋季キャンプ第2クール初日の11月6日、
ヤクルトの
奥川恭伸投手が今キャンプ3度目のブルペン入りをした。普段のブルペンの様子とはまったく違ったのは投球テンポ。とにかく速い。
「テンポよく投げることで考える時間が少なくなる。頭で考えるよりも感覚を大切にするというか」
この日、8人の投手は2組に分かれて5分2セットのブルペン投球を行った。1組が投げている間、もう1組は室内練習場でコンディショニング。5分間で球数は25球前後、最初の1分は足を上げ、残り4分はクイックで。奥川は捕手の返球を受け取ると、5秒後にはすでにセットポジションに入っていた。投げて、投げて、投げた。
「頭で考える前にもっと感覚で動くというのは僕の目標でもあります」
初の開幕投手を務めた今季は一軍で100イニングを投げた。来季は自身初の規定投球回到達が一つの目標となる。
池山隆寛監督からは「先発の柱」として期待をされている、勝負の2026年に向け、この秋はいい感覚を体にしみ込ませていく。
(文=週刊ベースボール編集部)