横浜高時代に学んだフィールディングは、その後の法大、そしてプロに入った今も非常に生きていると思います。現在もプロの世界で活躍する先輩の
涌井秀章さん、
柳裕也さん(ともに現
中日)、後輩の
及川雅貴投手(現
阪神)とか、誰を見てもやっぱりうまいなと感じます。
僕は2学年上の
伊藤将司さん(現阪神)のフィールディングやけん制をずっと見てマネしていました。目の前で見てきた中では、ずば抜けてうまかったです。横浜高では、バント処理の際にマウンドからすぐ降りることは当たり前で、その中でも打球への入り方など、渡辺元智元監督、小倉清一郎元部長にみっちりと教わっていたので、それはプロに入ってからもしっかりと生きています。
『週刊ベースボール』2023年9月11日号(8月30日発売)より
写真=BBM