高校時代は強く振って『きれいなヒット』を狙っていました。ただ、プロの世界に入って気が付いたのは、一軍でも二軍でもヒットを打たないと試合に出ることができないことです。結果がすべての世界。だから、振り遅れても、バットを折られても、ヒットを打つことが大切になります。
高校のころに想像していた以上に、プロの世界はすごいな、と感じています。高校時代だったら、良い当たりのヒットでなければ悔しい気持ちになっていました。今はヒットになれば正解。そう思えるようになっています。なんとか二軍でヒットをたくさん記録して、成長していけるように頑張っていきたいなと思っています。
『週刊ベースボール』2024年5月27日号(2024年5月15日発売)より
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