
若くしてコーチとなり、たくさんのことを経験してきました。一軍でも存分に手腕を発揮してくれるでしょう
カープ打線のキーマン
ようやく開幕が決まりました。各チーム、新たに気持ちを引き締めて準備を進めています。2020年は、誰も経験したことがない難しいシーズンとなります。大変なことは間違いないでしょう。ただ、それはどのチームも同じこと。選手たちも十分に分かっていると思います。
120試合、過密日程での開催に、もちろんどのチームもいいスタートを切りたいと思っているでしょうが、個人的にはあまりスタートダッシュにこだわり過ぎなくてもいいのかなと思っています。「開幕から1カ月して5割近辺にいたらいいんじゃないかな」くらいの気持ちでいたほうがいい。気負い過ぎて、逆につまずいてしまったときのほうがダメージが大きくなると思うので。
また今回、しばらくは無観客での試合です。選手たちにとって、無観客でやるのは大変な部分も多い。気持ちの抑揚もないし、オートマチックみたいな感じになってしまうんですよね。その中で一番怖いのはケガ。ファンの声援がないとどうしても気持ちが入ってこないときもあって、そういった中でプレーを重ねていくとケガのリスクも上がってくる。その辺がすごく心配ですね。もちろん、引き続き新型コロナウイルス感染防止への対策も重要ですが。
カープは今年も打線に力があります。何と言っても得点能力が高い。練習試合では少し精彩を欠いているようですが、心配はいりません。そんなカープ打線を支えるキーマンとも言える人物が、ついにこのコラムに登場です。
(鈴木)誠也?
(西川)龍馬? いやいや、一軍打撃コーチ、
朝山東洋です!
東洋とは同学年ということもあって、入団年こそ違いましたが(東洋は久留米商高卒業後1995年に入団。私は駒大を経て99年入団です)、一番仲が良かったですね。馬が合うというか。東洋も一軍デビューは私と同じく99年で、一軍でもずっと一緒にいましたし、食事にもよく行っていました。
彼はああ見えて・・・
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