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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「2016年日本一に見た栗山監督の“北海道プライド”」

 

2016年10月29日、日本シリーズ第6戦[マツダ]の8回表二死満塁、四番・中田を迎えた場面でネクストバッターズサークルには大谷の姿が。打席に立つことはなくても相手に与えるプレッシャーは大きかった[写真=BBM]


カープを脅えさせた指揮官の荒業


 2016年のパ・リーグ、CSファイナルは、リーグ優勝を果たしたファイターズがホークスの挑戦を退けた。

 その翌朝、札幌の街に雪虫が舞っていた。北海道に初雪が降ることを知らせる冬の風物詩……札幌駅へ向かう道すがら、タクシーの運転手さんが言った。

「今日、雪虫が飛んだら、日本シリーズの頃は寒くなりますよ」

 北の大地の厳しい冬を知らない本州育ちは呑気にこう返した。

「北海道の人にとっては、冬が来ちゃうなあって感じですか」

 すると運転手さんが即答する。

「いや、来ちゃうというより、冬が来るぞって感じですね」

 その言葉にビックリした。来ちゃう、ではなく・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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