セ・リーグ、パ・リーグともに巨人、ソフトバンクが4年ぶりのリーグ優勝を果たした2024シーズン。しかし、ポストシーズンで波乱が起きた。パはソフトバンクが日本シリーズまでコマを進めたが、セは3位・DeNAがクライマックスシリーズを勝ち抜き頂上決戦へ。日本一を争う場でもDeNAは勢いを加速させ下克上Vを完遂。ファンを熱狂させた激闘の記憶――。セ・パ12球団の2024年の軌跡を振り返っていこう。 【シーズン成績】143試合71勝66敗6分勝率.518 3月29日の
日本ハムとの開幕戦(ZOZOマリン)を2年連続開幕投手のエース・
小島和哉が5回3失点で落とすと、最初の8試合を3勝5敗とスタートダッシュに失敗した。その次の8試合は6勝1敗1分けと調子を取り戻したかのように見えたが、今度は4月19日から7連敗。まるでジェットコースターのように、チーム状態は上がったり下がったりと忙しかった。
最終的には71勝66敗6分けの「貯金5」。パ・リーグの3位という好成績でシーズンを終えたが、月別の成績を見ると、勝ち越した月は5月(15勝4敗4分け)と7月(13勝9敗)だけ。5、7月を除いた成績は98試合で43勝53敗2分けの借金10と、大幅に負け越した。
それでも最終的にAクラス入りしたのは、5、7月に白星を稼いだことが大きい。特に・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン