セ・リーグ、パ・リーグともに巨人、ソフトバンクが4年ぶりのリーグ優勝を果たした2024シーズン。しかし、ポストシーズンで波乱が起きた。パはソフトバンクが日本シリーズまでコマを進めたが、セは3位・DeNAがクライマックスシリーズを勝ち抜き頂上決戦へ。日本一を争う場でもDeNAは勢いを加速させ下克上Vを完遂。ファンを熱狂させた激闘の記憶――。セ・パ12球団の2024年の軌跡を振り返っていこう。 【シーズン成績】143試合49勝91敗3分勝率.350 所沢移転後、最悪のシーズンを過ごした。開幕から3カード連続で勝ち越し6勝3敗と好スタートを切ったが、10試合目の4月9日の
ロッテ戦(県営大宮)に敗れると暗転。3連敗で迎えた13日のソフトバンク戦(ベルーナ)ではオフにFA移籍した
山川穂高に史上2人目の2打席連続満塁弾を浴び2対11と大敗を喫する。連敗は7まで伸び、27日からのソフトバンク戦(みずほPayPay)では3試合連続サヨナラ負け。4月末時点で8勝18敗、借金は早くも10を数え最下位に沈んだ。
5月は3連勝スタートだったが、直後に4連敗。さらに14日の
日本ハム戦(エスコンF)からは再び8連敗と浮上の兆しがつかめない。26日の
オリックス戦(ベルーナ)で逆転勝利を果たし連勝も、同日時点で15勝30敗の最下位。試合後に
松井稼頭央監督が休養し、
渡辺久信GMが監督代行として交流戦から指揮を執ることが発表された。
渡辺監督代行は「プロ野球人生を懸けて挑んでいく」と覚悟を示したが、勝利から遠い日々が続く。6月2日の巨人戦(ベルーナ)から・・・
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