選手にとってタイトル獲得は大きな勲章であり、充実したシーズンの証しでもあるだろう。ここでは投打の各部門でリーグトップの成績を残したセ・リーグ11選手、パ・リーグ10選手を紹介。まずは2冠獲得となったリーグのMVPからだ。 【パ・リーグ編】はこちら 菅野智之(巨人/投手/35歳)
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菅野智之/すがの・ともゆき●1989年10月11日生まれ。神奈川県出身。186cm95kg。右投右打。東海大相模高-東海大-巨人13[1]=12年
セ・リーグ最多勝利 15勝(4年ぶり4度目)
勝率第一位 勝率.833(4年ぶり2度目)
鮮やかな復活劇で最多勝&勝率第一位のタイトルを獲得。MVPに輝く文句なしの活躍でチームを4年ぶりのリーグ優勝へ導いた。ケガの影響もあって不本意な成績が続き、「このままだと終わってしまう。野球人生を懸けて」と臨んだプロ12年目のシーズン。ストレートの威力を取り戻したことでスライダー、フォークのキレが増し、優勝争いが佳境に入ったシーズン終盤には中4日で先発するなどフル回転。ベテラン右腕の意地とプライドを示した。
村上宗隆(ヤクルト/内野手/24歳)
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村上宗隆/むらかみ・むねたか●2000年2月2日生まれ。熊本県出身。188cm97kg。右投左打。[甲]九州学院高-ヤクルト18[1]=7年
セ・リーグ最多本塁打 33本塁打(2年ぶり3度目)
最多打点 86打点(2年ぶり2度目)
三冠王に輝いた2022年以来、2年ぶりの戴冠。開幕からしばらくノーアーチが続き、13試合目で1号。一時は四番を外れたこともあったが、全試合に先発し、終わってみればリーグ唯一の30発をクリアした。しかし・・・
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