選手にとってタイトル獲得は大きな勲章であり、充実したシーズンの証しでもあるだろう。ここでは投打の各部門でリーグトップの成績を残したセ・リーグ11選手、パ・リーグ10選手を紹介。まずは2冠獲得となったリーグのMVPからだ。 【セ・リーグ編】はこちら 近藤健介(ソフトバンク/外野手/31歳)
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近藤健介/こんどう・けんすけ●1993年8月9日生まれ。千葉県出身。171cm86kg。右投左打。[甲]横浜高-日本ハム12[4]-ソフトバンク23=13年
パ・リーグ首位打者 打率.314(初受賞)
最高出塁率 出塁率.439(2年連続4度目)
その打撃、とどまるところを知らない。ムダのないスイングで的確にボールをとらえ、鋭い選球眼で際どいコースはきっちりと見極める。投高打低の傾向が顕著な中、パ・リーグでは唯一となる打率3割超え。ここ一番ではいつも以上に集中力を発揮して得点圏打率.324もリーグトップと、非凡過ぎるほどの非凡さゆえに、
小久保裕紀監督が「近藤のバッティングは僕に聞かないでください」と語るのも無理はない。自身の打撃スタイルを貫きながら、なおも進化していく。
山川穂高(ソフトバンク/内野手/33歳)
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山川穂高/やまかわ・ほたか●1991年11月23日生まれ。沖縄県出身。176cm103kg。右投右打。中部商高-富士大-西武14[2]-ソフトバンク24=11年
パ・リーグ最多本塁打 34本塁打(2年ぶり4度目)
最多打点 99打点(2年ぶり2度目)
覚悟の上で移籍した新天地でも変わらなかったもの──山川穂高にとって特に本塁打への思いは特別だ。本塁打を放つべく技術を高め・・・
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