グラウンドでの活躍によって、今シーズンに見事、大ブレーク。一流のプロ野球選手としての輝かしい第一歩を踏み出した男たちを紹介しよう。 【パ・リーグ編】はこちら ヤクルト・吉村貢司郎 燕の次期エースへ

吉村貢司郎/よしむら・こうじろう●1998年1月19日生まれ。東京都出身・日大豊山高-国学院大-東芝-ヤクルト23[1]=2年。【2024成績】23試合9勝8敗、0S0H、防3.19
規定投球回にこそ到達しなかったが、掲げた「1年間ローテで投げ切る」の目標を見事にクリア。勝ち星は昨季の4勝を大きく上回るチームトップタイの9勝を挙げた。生命線の直球は、平均球速が昨季から3キロ増の149キロにパワーアップ。勝負球のフォークがさらに生きるかたちとなり、投球に安定感が増した。9月4日の
巨人戦(京セラドーム)ではうれしいプロ初完封を記録。最後は4連勝を飾って9、10月度の月間MVP受賞でシーズンをフィニッシュした。燕の次期エースへと歩みを進めた1年だった。
巨人・井上温大 阿部監督の秘蔵っ子
「今まで経験したことがない1年だった。自分でも頑張ったなと思う」という自身の言葉がすべてだろう。
阿部慎之助監督が二軍監督時代から成長を見守ってきた“秘蔵っ子”は高卒5年目の今季・・・
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