さまざまな思いを抱えながら試合に臨む野球人。目の前の一戦や出来事に必死になるからこそ、飛び出す言葉は意味深いものになる。2024年、週刊ベースボールの12球団&メジャー担当の心に最も響いた言葉を挙げていく。 【Part.1】はこちら オリックス・若月健矢
「魅力のある球団にしていけって」 去り行く指揮官の言葉を胸に進んでいきます。10月6日、
楽天とのシーズン最終戦(楽天モバイル)後に
中嶋聡監督が辞任を表明。翌日、若月健矢選手は仙台駅で会った指揮官の下へあいさつに行くと、「魅力のある球団にしていけ」と背中を押されたと教えてくれました。来季、選手会長に再就任する理由も、そんな経緯があってのこと。今季は打率.201に終わり、バットを振り込む背番号2は「ズルズル昔にもどりたくない」ときっぱり。自分自身への言葉ですが、それは同時に“チームとして”の決意。3連覇からBクラス転落。魅力ある球団となるため、問われる勝負の1年へ。早くも目の色が変わっていました。(AT)
楽天・太田光
「早川の良さを分かっているのは僕だと思うので」 “事件”は4月19日の
西武戦(ベルーナ)。
太田光選手(写真左)と
早川隆久投手(同右)のバッテリーは3回までに5失点し、4回から太田選手はベンチに下がりました。早川投手は「要求された球を投げた感じです」とコメント。コミュニケーション不足を露呈しました。ですが後日、2人は・・・
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