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2025プロ野球総決算号

及川雅貴、中村奨成、内山壮真…2025覚醒した若武者【セ・リーグ編】

 

秘めた能力が花開いた。チームに勢いを与え、勝利に導いたプレーは鮮烈な輝きを残した。2025年のNew Breakers――。覚醒した若武者を12球団から一人ずつピックアップする。
写真=BBM
【パ・リーグ編はこちら】

阪神・及川雅貴 チームの心臓部を担ったリーグ最多登板サウスポー



 新指揮官からのアドバイス、そして新たに取り組んだトレーニングがうまくマッチし、2025年の大躍進が生まれた。虎のリリーフ左腕は覚醒するべくして覚醒したと言える。

 高校ビッグ4の一人として20年に入団。活躍が期待されていたが、一軍の試合には起用されるものの、一軍、二軍を行き来するシーズンが続いた。そして昨秋。藤川球児監督が誕生。秋季キャンプではブルペンで多くの指導を受けた。オフに入るとスプリントトレーニングを取り入れた。「もともと瞬発系の数値が非常に高かったのですが、それが落ちてきたので、もう一度得意な部分を鍛えようと。これがいいトレーニングになりました」。

 特段直球が速くなったわけでない。すべての球種にキレが出たことで、打者を詰まらせたり、空振りを取れたりするようになった。気が付けば勝ちパターンとして厳しい場面を任されるまでに。何度もそのピンチをしっかりと抑え続け、新指揮官の信頼も得た。リーグ最多の66試合に登板し、防御率0点台を記録。「リリーフ陣がチームの心臓」と言った藤川監督。まさにその部分を担った一人が、このリリーフ左腕だった。

PROFILE
およかわ・まさき●2001年4月18日生まれ。千葉県出身。184cm84kg。左投左打。[甲]横浜高-阪神20[3]=6年。
【2025年成績】66試合=6勝3敗1S46H、66奪三振、防御率0.87。

広島・中村奨成 打撃フォーム改造から見えた8年目の光明


「お前のポテンシャルにもう1年かける」。前年の契約更改で鈴木清明球団本部長の言葉を受け、背水の陣で臨んだ8年目だった。オープン戦で結果を残せずに・・・

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