
キャンプを見守る西口監督[写真=川口洋邦]
今年は12球団のキャンプ視察を行いましたが、視察前から気になっていたのは古巣の
西武でした。
西口文也新監督が誕生し、昨年最下位の成績を受けて選手たちがどういう気持ちで練習に取り組んでいるのか。その点に注目しました。私が宮崎県日南市の南郷キャンプを訪れた2月14日、投内連係や重盗防止の練習を行っていましたが、若干引っかかるところがありました。一つのプレーでミスが起きたときに、選手同士が率先して話し合う姿があまり見られなかったことです。
例えば黄金時代の西武ではランダウンプレーでミスが出ると、その場で選手同士がプレーに関して確認し合うことが常でした。グラウンドでプレーするのは選手なので、選手同士が意見を出し合い、プレーを改善することが一つの策です。練習で一つひとつのプレーを試合だと思ってやっているか私は疑問を感じました。
そもそも野球において・・・
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