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荒木大輔のPitching Analysis

ロッテ・佐々木朗希 ストレートが変わるきっかけをつかみ切れなかったピッチング/荒木大輔のPitching Analysis

 

自己最多タイの5四球とピッチングが安定しなかった佐々木[写真=川口洋邦]


 前回登板の8月15日の日本ハム戦(エスコンF)で左アキレス腱に打球が直撃し、2回途中16球で降板していたロッテ佐々木朗希投手ですが、大事には至らず中6日での先発登板を迎えました。初回は三者凡退に仕留めましたが、立ち上がりは状態が良いように見えました。しかし2回、先頭の清宮幸太郎選手に二塁打、続くレイエス選手に右前に運ばれて1点を失います。いずれも痛打されたのはストレート。若干、シュート回転しており、球の強さは感じられませんでした。

 さらに石井一成選手にもストレートが3球外れて、四球を与えます。今季初めての松川虎生捕手とのバッテリーでしたが、ストレートにキレがないと感じたのか、相手のストレート狙いを察知したのか・・・

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荒木大輔のPitching Analysis

荒木大輔のPitching Analysis

高校時代は甲子園で活躍、プロ入り後は主にヤクルトで現役生活を送り、西武、ヤクルト、日本ハムでコーチを務めた荒木大輔氏が鋭い視線でピッチングを分析する。

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