
くふうハヤテのリードオフマンが存在感を示している
くふうハヤテの攻撃はこの男から始まる。今季キャリアとして初めてNPBの舞台を経験しているリードオフマンのバットからはコンスタントに快音が響く。昨季まで所属していた四国IL/徳島では打線の中軸を担うことが多かったが、新天地での新たな役割にも本人は「今もチャンスで回ってくることは多いし、やることは変わらない」と、頼もしい言葉で返した。またチーム最多の13盗塁(6月27日現在)を決める脚力に加え、守備範囲の広い外野守備でも貢献する背番号1。
先日、26歳の誕生日を迎えた。「年齢も年齢だし、指名されるかどうか半々の気持ちで待った」という昨年のドラフト会議では、複数の球団から調査書が届いたが指名漏れ。若い選手がアピールを続ける徳島に残るという選択肢は考えておらず、次に袖を通すユニフォームが決まらない中、増田のもとに1本の電話が入る。相手は
巨人でプレーする兄・大輝さんだった。「これからどうするん?」という兄からの問いに、野球を続ける意思があることを告げた。
すると・・・
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