実にユニークな経歴を持つ異色の左腕がシーズン途中に加入した。頑強な体躯を大きくひねり、キレのある直球とスライダーを投じる背番号13、林平太郎だ。都立城東高出身の林が高校卒業後に選んだ進路は、日本の大学ではなく米国への留学だった。特に海外志向が強かったわけではない。一般受験で首都圏の大学へ進む予定だったが、「何か物足りない」と感じていた矢先、渡米してプレーする高校の先輩の存在を知ったのがキッカケだ。「面白そう」という素朴な好奇心と行動力だけで決断し、海を渡った。
アリゾナ州のフェ
ニックス短期大を皮切りに、ニューヨークのワグナー大、カンザス州のウィチタ州立大と計3つの大学を渡り歩き、今年5月に卒業。渡米当初は語学力ゼロに近かったというが、「野球がやりたい」一心でチームに溶け込み、今ではネイティブ並みの英語力を身につけた。異国の地で培った度胸と楽観的な思考は・・・
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