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スージー鈴木の球さわぎの腰つき

スージー鈴木コラム 第53回「指名打者制、学生野球にさっさと導入すればいい」

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2016年の大谷翔平[当時日本ハム]は投手と指名打者の2枠でベストナインを受賞した。もちろん日本プロ野球史上初のことだった


 私は学生時代、体育の成績が悪かった。ひょっとして、フィジカルエリート揃いの週ベ連載陣の中で史上最低ではないだろうか?

 決定的な屈辱体験は「持久走」だった。全校生徒が見つめる中、1500メートルを走らされる。スタミナのない私は早々に落ちこぼれる。後ろを見ると2人の「肥満児」(当時の言葉)しかいない。彼らの前=後ろから3人目で「骨皮筋右衛門」(当時の言葉&体型)の私がフラフラになりながら走っている。

「見せしめ」とすら思ったものだった。「スポーツカースト」に落ちこぼれた経験。あのときの屈辱は、人生のあり方をかなり大きく方向づけたといっていい。

 そんな私は、週ベというメディアで・・・

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スージー鈴木のスタンド視点による文系野球エッセイ

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