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小笠原道大コラム

小笠原道大コラム 第96回 なくて七クセ「クセが出る投手はいます。自分は利用しなかったけど……」

 

金子誠君[元日本ハム]はアテネ五輪のときに試合直前まで対戦相手の映像を見て、クセの情報をチームに共有してくれました


「なくて七クセ」は、プロ野球選手にも当てはまることわざです。よく言われるのは、ピッチャーのクセですね。まず「どういうケースでクセが出るか」。ストレートを投げるときと変化球を投げるときで、どこか違いが出るピッチャー、あるいは変化球の中でも、球種によってクセが出てしまうピッチャー。そして「どこにクセが出るか」も、人それぞれです。

 投げる球種で体の動きがどこか変わると、手首や腕の筋の出方も、微妙に変わってくる。そうした体の動きの違いが、ユニフォームのしわの寄り方で分かるピッチャーもいます。球種によって、セットしたときグラブがほんの少し開いてしまう、利き手の肘の角度が変わってくる。特定の球種のときに、セットしたグラブの位置が高くなったり低くなったり、体から離れていたり、といったこともあります。中には・・・

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