
加入後、初の対外試合となったオールフロンティアとの練習試合では、7回から1イニングを1安打無失点に抑えた[写真=桜井ひとし]
「経験」と「実績」を惜しみなく社会人球界へ注入
9月7日、
田澤純一がENEOSに14年ぶりに復帰した。9日にオンラインによる記者会見が開かれ、
大久保秀昭監督は意図を説明した。
「都市対抗で優勝したチーム(2022年に9年ぶり12度目の制覇)ではありますが、選手たちのさらなる成長、社会人野球界全体の盛り上がりを含め、総合的に判断してお声がけした。まずはプレーヤーとして頑張ってもらい、それ以降も視野に入れています。田澤がどこで判断するか……。メジャーに挑戦した2008年からもう一度、戻ってこられる準備はしていた。会社のバックアップを含めて、(経営トップの後任への)申し送りをして、このタイミングになりました」
田澤は横浜商大高から新日本石油ENEOS(当時)に入社した4年目の2008年、大久保監督の下で都市対抗制覇に貢献し、橋戸賞を受賞した。同年、MLBに挑戦し、13年にはレッドソックスでワールドチャンピオンに輝いた。マーリンズ、エンゼルスと18年までプレー(21勝26敗4セーブ、89ホールド、防御率4.12)し・・・
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