中畑ベイは果たして…
元
巨人の
DeNA中畑清監督は、選手の前で古巣との「決別」を宣言してみせた。彼のように巨人の出身ながら、いや、だからこそ、“打倒G”に燃えた監督たちがいた。そして見事、巨人を倒した3人の監督を紹介する。中畑監督も彼らに続く存在になれるだろうか?
三原脩 日本一を3度阻んだ魔術師
「巌流島の決闘」と呼ばれた、1956年から58 年の日本シリーズで、3度巨人を下した西鉄監督の
三原脩は、「対
水原茂」に燃えていた。アマチュア時代からライバル関係だった2人だが、49年に水原が監督就任、それまで監督だった三原が事実上更迭の総監督となると、対立は決定的なものに。その時、三原に西鉄から監督就任要請があり、「いつの日か巨人を倒して水原に覇を唱える」と、“最強西鉄”を作り上げるのだった。三原は60年に大洋監督に就任すると、ここでも巨人を抑えリーグ優勝。その影響で水原は巨人監督退任に追いやられた。

▲巨人所属:34~38/監督歴:巨人47~49、西鉄51~59、大洋60~67、近鉄68~70、ヤクルト71~73
与那嶺要 悲願のV10阻止を達成
互いに巨人の中心選手で、ライバルだった
与那嶺要と
川上哲治だったが・・・
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