移籍即、首位打者&MVP!最も異環境にアジャストした男に聞く「適応力」とは? 昨年、日本球界で最も「適応力」を示した選手と言えば、ソフトバンク・内川聖一だろう。 セからパという異環境に身を置きながら、史上2人目となる両リーグ首位打者、そしてMVPを獲得。 チーム8年ぶり日本一への立役者となった。その彼が考える「適応力」とは、どういうものなのか。 自身の経験を踏まえて、語ってもらった。 取材・構成=高橋幸司 写真=湯浅芳昭、BBM
1.きっかけをつかむ ――まず初めに、率直に「適応力」という言葉に関しては、ご自身、どう感じられますか。
内川 僕自身は基本的に不器用なほうだと思いますよ。人間関係だとかチームの雰囲気を感じ取る力は、人よりはあるかなと思いますけど、野球のプレーに対する一つひとつの適応に関しては、僕自身は時間がかかるタイプだと思います。
――横浜時代は、レギュラーの座をもそうだし、打撃や守備での判断能力など、いろいろな場面でのスピードと正確性。入団したころは、まだ高卒直後である程度、ミスしても許されていた部分があった。でも本当にプロ選手として自分の能力を評価してもらう段階になったときに、プロのスピード感に対して、自分の中ですごく難しさを感じるようになっ確実にするまでに年数を要した印象ですが、高卒入団からプロレベルへの適応には、難しさを感じましたか。
内川 1年目(01年)は、キャンプも開幕も一軍に入れたし意外とすんなり行けたんですよ。でも・・・
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