投手を除き、グラウンド内に存在する8つのポジション。 それらは内野、外野と大きく2つに分類することができるが、プロの世界で複数の守備位置をこなすことは容易ではない。 阪神・平野恵一、日本ハム・稲葉篤紀は、内外野いずれもの守備位置で「適応力」を見せている数少ないプレーヤーだ。 両者の証言から浮かび上がってきた「内外野兼任」の秘訣は、打球に対する「一歩目」にあった――。写真=BBM
一歩目の判断が打球処理の生命線 阪神・平野恵一、日本ハム・稲葉篤紀。平野は二塁手で2度(2010、11年)、稲葉は外野手で4度(06〜09年)ゴールデングラブ賞を獲得している守備の名手だが、2人には内外野をこなすユーティリティー・プレーヤーという共通点がある。
昨シーズン、平野は出場142試合中、二塁で80試合、中堅で62試合先発出場。うち35試合で、二塁から中堅、中堅から二塁へと、試合中に守備位置を変更している。その中でシーズン通しての失策はわずかに8。内外野でハイレベルのパフォーマンスを見せる自身の守備について、平野は次のように語る。
「(内野と外野の)どちらかが高いレベルにあればいいとは思っていません。試合に出場するからには、どちらでもレギュラーを狙える力を持っていなければいけない」
続けて、守備位置による大きな違いをこう分析した。「一番の違いは・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン