広島投手陣を支える野村祐輔が、セ5球団の打線を自ら分析。そこから頭脳派右腕の考え方、投球術を読み取っていこう。 ※各球団のオーダーは本誌選定 「まずは一番、ここで言うと長野さんを出さないことですね。走者を背負った段階でクリーンアップを迎えたくないので。チーム打率が3割に近い打線なので、ヒットは仕方ないと思っています。どこからでも一発があるし、そっちの方が怖い。ベンチにも主軸を打てる打者が多いので、油断できないです」
「一、二番に機動力があって、長打もあって小技もある。バランスが取れた打線だと思います。調子が良いときや勢いに乗ると手がつけられない。だから、イニングの先頭、その時期に好調な抑えるべき打者をしっかり抑えて、流れをつくらせないことが大事。ピンチじゃないときに「柱」の打者を迎えて、勝負できるようにしたいです」
「とにかく一、二番。特に大島さんが出塁して迎える荒木さんが嫌です。簡単にバントで終わらずエンドランもある。マウンドでいろいろと考えさせられます。「つなぎ」の意識が強く、和田さん、森野さんが後ろに控えていることで、三、四番のところで「抑えないと」と意識してしまう。そこは冷静にいこうと心掛けています」
「
阪神に近い怖さがありますね。
バルディリスが入って、打線に厚みが増して、一~三番は若くて足もある。筒香も良い打者で、攻撃的な打線なので波に乗せないように。ブランコは新人年に打たれましたが、昨年はきっちり抑えられたので、ここでは言えませんが(笑)、今年もしっかりと対策を練って抑えていきたいと思います」
「
ヤクルトはとにかく「いやらしい」打線という印象。ヒットじゃなくてもファウルで粘って四球を選んだり、チームとして徹底している。各打者がそれぞれの役割を把握していて「線」になっている感じです。
バレンティンはここ2年抑えられているんんですが、やっぱり怖いですね。森岡さん、めちゃくちゃ打たれるんです(笑)」
※オーダー表の△は左打ち、□は両打ち。 ※成績は4月26日現在