16位タイ(2票)10選手
張本勲 偉大なる“安打製造機” NPB通算成績[東映・日拓・日本ハム1959~75、巨人76~79、ロッテ80~81] 2752試合 3085安打 504本塁打 1676打点 打率.319
獲得タイトル MVP[1962]、新人王[1959]、首位打者[1961、67~70、72、74]、最多安打[1970、72、76]、最高出塁率[1962、64、67~70、72~74]
通算安打数は、日米通算で
イチローに抜かれたものの、NPBのみでは今後も破られそうにない偉大なる日本記録だ。広角に打ち分ける巧みなバットさばきで、1966~74年まで9年連続で打率3割超えをマーク。さらに金村氏も指摘するとおり足も速く、通算319盗塁の記録を残しており、打者としてオールマイティーな才能を有する選手だった。
投票者&選出理由コメント 伊原春樹[西武] いろいろなバッターがいるから絞れない。でも自分が見た中で、「超」がつくほどすごいのは王、張本、イチロー
金村義明[元近鉄ほか] 通算成績でトリプルスリーを達成している最強打者。あの打撃スタイルはマネできない
掛布雅之 色褪せぬミスタータイガース NPB通算成績[阪神1974~88] 1625試合 1656安打 349本塁打 1019打点 打率.381
獲得タイトル 本塁打王[1979、82、84]、打点王[1982]、最多出塁数[1981、82](※1984年まで表彰)
吉田義男監督に育てられ、1979年に球団の日本人最多記録となる48本塁打でタイトル獲得(最多記録はバースの54本)。日本一を果たした85年は四番打者としてチームをけん引し、当時の歓喜の思い出とともに今なお「4代目ミスタータイガース」として虎党に愛されている。また同級生である
江川卓との勝負はTG対決を盛り上げた。
投票者&選出理由コメント 岩村明憲[ヤクルト] 85年に阪神が優勝したとき、掛布さんの姿を見たのが左打者になろうと思ったきっかけ。反対方向に飛ばす技術がすごい
小松辰雄[元中日] スイングスピードがすさまじかった。応援の声が大きい甲子園でも、空振りのスイング音がマウンドで聞こえていたくらい
秋山幸二 ズバ抜けた身体能力 NPB通算成績[西武1981~93、ダイエー94~02] 2189試合 2157安打 437本塁打 1312打点 打率.270
獲得タイトル 本塁打王[1987]、盗塁王[1990]、最多勝利打点[1985、87]、日本シリーズMVP[1991]
八代高時代までは投手だったが、当時西武編成部長の
根本陸夫がその身体能力の高さに注目しプロ入りとともに野手転向。この目論見が大当たりし西武黄金期のクリーンアップに。1989年には打率.301、31本塁打、31盗塁でトリプルスリー。87年には43本塁打、90年には51盗塁でタイトルを獲得し、2リーグ制以降初のダブル受賞を果たした
投票者&選出理由コメント 松田宣浩[ソフトバンク] 打球が速いし、きれい。今でも普通に・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン