たび重なる故障に泣かされているかつてのスピードスター。西岡剛の復活はチームを優勝に導く原動力となるだろう。 レギュラー奪取に意欲

練習試合、オープン戦では打撃が好調だ。状況に応じたバッティングで二塁手争いで猛アピール
健在ぶりを証明する一撃だった。西岡剛が強烈な存在感を示したのは2月16日、沖縄・宜野座で行われた
楽天との練習試合だ。「一番・二塁」でスタメン出場。3回一死二塁の第2打席。2ボールからの3球目、
安樂智大が投じた速球を完ペきにとらえる。外野手はピクリとも動かない。白球は瞬く間に右翼の芝生席を心地よく弾んだ。
勢いに乗れば止まらないのが西岡の特徴だ。5回は
入野貴大の初球をとらえる。痛烈なピッチャー返しで足元を破る。中前へ。堂々とマルチ安打を刻んだ。天性のミート力は、まったく衰えていない。
上本博紀、
大和と三塁のレギュラーを競う中、もっとも実績がある西岡も譲らず、アピールする。この日は打線が爆発。
「横田(慎太郎)、江越(大賀)、陽川(尚将)を大きく取り扱ってください。その下に西岡がホームラン打ったと書いておいてください」と謙そんしたが、その充実ぶりは隠しようがない・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン