ここまで紹介してきた5球団以外のホーム球場でも、グラウンド内や観客席、外観と進化を続けている。特徴を踏まえた7球団の本拠地 “最新事情”を見ていこう。 ※広島・DeNA・中日・楽天・ロッテはコチラから 西武プリンスドーム 試合中、前後も楽しめる
【
埼玉西武ライオンズ】
■所在地:埼玉県所沢市上山口2135
■開場年:1979年4月14日
■収容人数:3万3556人
■スペック:両翼100m/中堅122m/フェンス高3.2m〜4.37m
■芝:内野=人工芝、外野=人工芝
■アクセス:西武狭山戦『西武球場前』駅すぐ
西武ライオンズ1年目の1979年に誕生した西武球場。99年には日本で5番目のドーム球場となった。今年は開幕から大型ビジョン(Lビジョン)のデザインを一新。選手同士の対戦成績や直近の打撃結果、投手の球数などのスタッツを表示することで、より多面的に試合を観戦できるようになった。さらに、日本プロ野球チームの本拠地球場で初導入となる野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」も採用。天然芝に近い状態を長時間保てる耐久性に優れている逸品だ。試合中だけでなく、試合前後も楽しめる。試合前には今年から設置した野球アトラクションなどを体験できる「FAN ZONE」、試合後にはベースランニングなどを味わえる「AFTER THE GAME」を開催している。
[2015→16の主な変更点] (1)大型ビジョンのデザイン一新
(2)新人工芝「MS Craft Baseball Turf」採用
(3)「FAN ZONE」の設置
福岡ヤフオク!ドーム 最新技術の導入で年々進化
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福岡ソフトバンクホークス】
■所在地:福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2番2号
■開場年:1993年4月2日
■収容人数:3万8500人
■スペック:両翼100m/中堅122m/フェンス高4.2m
■芝:内野=人工芝、外野=人工芝
■アクセス:福岡市営地下鉄『唐人町』駅より徒歩12分
日本最大級の開閉式ドーム球場。15年に外野グラウンド内に新たなフェンスを追加してホームランテラスを設置したことで、本塁打が出やすくなった。座席の種類が豊富で、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力。16年5月にバックネット上部に野球場では国内初の吊り下げ型ビジョン「スカイスクリーン」が導入された(写真上)。
[2015→16の主な変更点] (1)吊り下げ型ビジョンを導入
(2)快適な座り心地を追求した新シートを導入
(3)弾道測定器の導入で詳細なデータ収集が可能に
札幌ドーム 進化を続ける北のランドマーク
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