ドラフトでも1位候補と目される「BIG4」。左から今井、寺島、藤平、高橋
今年の夏の甲子園には横浜高・
藤平尚真、履正社高・
寺島成輝、花咲徳栄高・
高橋昂也の「BIG3」が出場し、注目を集めた。さらに彗星のごとく現れたのが、今夏甲子園で優勝投手になった作新学院高・
今井達也だ。全5試合に登板し、すべての試合で150キロ以上を計測。スカウト陣の評価は急上昇したことだろう。アジア選手権で日本代表入りした「BIG4」が高校生では今秋ドラフト1位候補だ。それぞれの投手の特長、改善すべき課題を挙げてみる。
まずは今井。フォームは申し分ない。バランス良く軸足となる右足に体重を乗せ、左サイドの壁もしっかりできている。左ヒザが開かないから右打者のアウトローに糸を引いたような真っすぐが決まる。ここに制球されれば、プロの打者でも打つのはなかなか難しい。タイプで言えば
前田健太(ドジャース)で、スライダーのキレも素晴らしいものがある。今後、上のステージでやるためには、内角球の使い方と、カーブなど緩い球を織り交ぜた緩急の習得。先発タイプとして長い回を投げられるようにレベルを上げてほしい。
152キロをマークする藤平は右ヒジの使い方が非常に柔らかい・・・
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