
西武2位指名を受けた中塚[左]とは、つくば秀英高時代からのチームメート。白鴎大からのドラフト1位は初であり、最上位としての責任を持ってプレーしていく覚悟を固めた
ジャパンの四番の実績も「ビックリ」の1位指名
あふれる笑顔を隠し切れない。
大山悠輔は喜びと安どの表情を浮かべて会見場に現れた。まだ、ウエーバー11番目の
日本ハムの1巡目入札がアナウンスされていた段階(
阪神はウエーバー6番目)であるにもかかわらず、会見が始まったのだから白鴎大初のドラフト1位指名に、大学側も驚いていたことがうかがえる。仮に、大山に重複指名が来ていたら、どうなっていたのだろうか……。
「ビックリした、というのが本音です。指名していただければいいなあと思っていたくらいなので、1位に指名していただいたことはこれからすごく自信になります」
中学まではプロは夢でしかなかった。高校を志望する際、つくば秀英高の練習を見に行ったとき、2学年上の
塚原頌平(現
オリックス)の投球を見て、「感じるものがあった」と同校に即決。ともに練習し、同部屋で寝食もともにする中で、徐々に夢から目標へと変わっていった。そして1年の秋、塚原がドラフト指名されるのを目の当たりにし、「かっこいい。自分もいつかこうなりたい」と強く思うようになっていく・・・
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