
最速154キロを誇るサウスポー。谷本監督[写真右]とともに心技体を鍛えてきた
津軽海峡どころか関門海峡も越えなければならない、最も遠い球団から2位指名を受けた。1位指名の間から、中継映像をじっと見つめていた
古谷優人。
ソフトバンクから指名された瞬間、その表情を緩めて隣の谷本献悟監督と固い握手を交わした。「強いチームに指名してもらえてうれしい」。短い言葉に実感が込もった。
ドラフトイヤーに150キロ左腕として注目を集め、最速を154キロに更新。決して大柄ではないが体幹がしっかりしており、今夏の北北海道大会では新記録となる20奪三振をマークした。それでも古谷は、自らのセールスポイントを「人間力です」と胸を張って言い切った。
ばんえい競馬の元騎手である父・輝紀さんも驚いていた・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン