11月25日午後、大阪市内のホテルでオリックスからFAとなり、阪神への入団が決まった糸井嘉男外野手が入団会見を行った。契約内容は4年総額18億円(推定)で背番号も「7」に決定。会見には金本知憲監督と四藤慶一郎球団社長も出席。来季「トップに立ち、金本監督を胴上げする」と堂々の誓いをたてた。 写真=佐藤真一 最低3割以上、キャリアハイで「超変革」を達成させる

注目度は大きく大阪府内のホテルには100人以上の報道陣とテレビカメラ11台がスタンバイした
背番号「7」の入った縦ジマのユニフォームに袖を通した瞬間、やったる!という自信がみなぎった。カメラマンのリクエストにも余裕の表情で応える。「トップに立つために、監督を胴上げするために、1つでもチームに貢献したいなと思います」
来季への目標を聞かれ、はっきりと答えた。2003年に同じくFAで
広島から移籍してきた金本知憲監督。その年に三番に座り阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いた。それとまったく同じ絵を描いている。「僕もキャリアハイを常に目指して頑張っていきたい」。金本監督は03年から徐々に成績を上げ、05年のリーグ優勝時にキャリアハイを残したが、自分も同じ道を歩むつもりだ。
背負うモノもある。背番号「7」。今季までつけていた
西岡剛から譲られる形となった。西岡自身、阪神移籍後はケガに泣き成績を残せておらず、実力のある選手が着けるべきと納得の上で渡した。直接電話でも話した。「一緒に強いチームを作りましょう」という言葉に強く心を打たれ、阪神の優勝へ向けてまい進する。「恋人」とまで言った金本監督も終始顔がゆるむ会見となった。冒頭で「ゲットしました」と笑顔・・・
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