今季はセ・リーグ、パ・リーグ合わせて858試合、そしてポストシーズンは20試合が行われた。試合の数だけドラマはあるが、ユニフォームを着て戦っている一投一打に情熱を燃やす者にはそれぞれ忘れられない一戦がある。12球団の選手、コーチ、裏方38人に聞いた、忘れられない、この一戦――。 写真=BBM 其の一

【評】試合終盤まで緊迫したシーソーゲームとなった日本シリーズ第3戦。延長10回裏に一死から西川遥輝が四球→盗塁でチャンスメーク。最後は大谷翔平の劇的なサヨナラ打で勝負を決めた
川名慎一コーチ 「日本シリーズ第3戦ですね。大谷翔平がサヨナラ打を打つ前に、西川遥輝が二盗に成功した場面が一番印象に残っています。延長10回裏二死で1-1からの3球目にスタートを切って成功させました。試合の流れを見極め、アウトカウントやボールカウントも含めて抜群のタイミング!走塁担当のコーチとして、うれしかったですね」
其の二
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