「大量得点で勝つ流れにはならない」と小久保裕紀侍ジャパン代表監督は予想するが、四番候補のこの2人には大きな期待を懸けている。「窮地を救うのは四番のバット」と信頼を置く中田翔、筒香嘉智の充実の春。 中田翔(日本ハム・内野手) 大谷翔平の思いも背負って──。

写真=太田裕史
3.7開幕への仕上がり度 9 豪快で奔放。さらにはどこか無邪気で、気の置けない中田翔らしいスタートだった。2017年のキャンプは沖縄・国頭村で迎えた。プロ入り初の二軍スタート。昨季はアメリカ・アリゾナ州ピオリアから始まった球春。2年ぶりとなる国内でじっくりとプロ10年目の節目を走り出した。
3月のWBCに向けて調整を続けてきた。前回大会は野手最年少として参加し、準決勝敗退という悔しさを胸に刻んだ。
「あのときのことは忘れたことはないよ」
小久保ジャパンとなって以降はただ1人・・・
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