開幕直前の“恒例行事”といえば、ペナントレースの順位予想だろう。ここでは本誌などで活躍中の7人の野球解説者が戦力を分析し、その行方を占う。まずは昨季、日本ハムが日本一に輝いたパ・リーグから見ていこう。
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伊原春樹「ソフトバンクの戦力は12球団No.1」

　やはり巨大戦力を誇るソフトバンクが優勝の筆頭候補だ。層の厚さは12球団No.1だろう。投打ともに誰かがケガをしても、それをカバーする選手が出てくる。首脳陣が選手を気持ち良くグラウンドに送り出すことさえできれば、おのずと結果はついてくるだろう。日本ハムも戦力はそろっている。先発陣も豊富だし、打線もバランスがいいのが大きなプラス。昨年と同じく、この2強がペナントの主役となるのは確かだろう。

　3位から5位はドングリの背比べ。どこがAクラスに入ってもおかしくはない。楽天は岸孝之の加入が大きい。実績のある右腕の存在によって・・・