
2005年メジャー・デビューは敵地だったけど、その球場のスケールには驚かされたと同時に、メジャー人生が始まったと思ったね[写真は2005年当時]/写真=BBM、Getty Images
メジャーのスタジアムはバックスクリーンもデカい
ハ~~イ!
メッセンジャーです。先々週(5月18日)の
中日戦[ナゴヤドーム]は8回2失点で負け投手になってしまった。今年初の負けだったけど、どれだけ長い回を投げても、チームが負けたら悔しいね。次は絶対勝ちたいと思っているよ。
さて、今週の週刊ベースボールは「球場」特集だそうだね。今は最高の球場[甲子園]のマウンドで投げている。小さいころは前の企画ページのアンケートにも答えたけど(
→アンケートはこちら)、カリフォルニア州アナハイムにあるエンゼルスの本拠地、エンゼル・スタジアムが好きな球場だった。
では、今でも忘れられない球場というと? 何と言っても2005年メジャー・デビューとなったブレーブスの本拠地、ターナー・フィールドだね。当時、マーリンズの監督は、名将のジョー・マキーオン。2年前の03年にワールド・チャンピオンになっていたから、当時のメンバーも残っていた。そんなチームにファーストクラスの飛行機に乗って合流したんだ。初登板は6月22日だった。0対8という負けが確実な8回からマウンドに上がったんだ。
登板前はブルペンで試合を見ながら待機しているんだけど、メジャーの球場のほとんどは外野フェンスの隣にあるんだ。このときは敵地だったからレフトのポール際。ブルペンでは投げることが決まってからメチャクチャ緊張していた。チームメートたちは「メジャーのゲームも普通の野球の試合も一緒だ。マウンドからホームまでも同じ距離で、メジャーだからといって変わらないんだからさ。もちろんダイヤモンドの距離も一緒さ」とリラックスさせてくれたんだ。
彼らのおかげで、登板を告げられ、マウンドに上がってウオームアップするときは普通でいられたんだけど……投球練習の最後のボールを投げたあとキャッチャーが二塁へ投げ、その後、内野でボール回しをするだろ? そのときボールを追いかけて内野と外野のほうを見るんだけど・・・
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