打線の導火線となる一番&二番打者。リーグの違いによって役割も変わってくるががっちりと固定できているチームもあれば、いまだ試行錯誤を続けるチームもあるなど、一、二番事情は様々。各球団の現在地を見ていこう。 ※選手成績は打順別成績。チームDATAの「先発一番」「先発二番」の成績は、先発起用されたすべての一、二番のトータル。記録は6月29日時点。 
一番 高山俊 40試合 44安打 5本塁打 15打点 22得点 3盗塁 14四死球 0犠打 打率.259 出塁率.314
リーグ2位をキープする
阪神。若手を育成中ということもあり打線は全体的に固定できず、そのときの調子を見ながらの起用となっている。その中で、
金本知憲監督の考えが分かるのが一、二番なのだ。
開幕から12試合連続で一番・高山俊、二番・
上本博紀を起用。2人とも1球目からでも積極的に振っていく超攻撃的な打撃が特長的。初回に先制点を奪いたいという意図が明らかな打線構成になっている。
その結果、一番を打つ高山が5本塁打、ほかに一番に起用された
糸井嘉男と
中谷将大で3本塁打を放ち、打順別でクリーンアップよりも多い8本塁打を放っているのだ。ただし、高山は、ほかのチームの一番打者に比べて格段に・・・
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