楽天がリードした前半戦から様相が変化し、ソフトバンクがいよいよ主役に躍り出た。3位の西武も猛烈に追い上げる状況に、パ・リーグ担当記者のペンにも力が入るところ。8月某日深夜、“いつもの店”に集合した6人は、お酒の勢いを借りながら、最終盤の戦いぶりについて熱い議論を交わした。(記録は8月20日現在) [座談会出席者] H(ソフトバンク担当) しっかり者(!?)の紅一点・鷹サブ担当
E(楽天担当) 自由気ままに生きる、別名「糸の切れた凧」
L(西武担当) 編集部歴20年のベテラン編集者
Bs(オリックス担当) 担当最年少でパンが大好きな元球児
F(日本ハム担当) ワンちゃん(柴犬)が大好きなベビーフェース
M(ロッテ担当) 夜な夜な深酒する編集部のまとめ役

セーブ日本新が見えてきたソフトバンクのサファテ。その数字をどこまで伸ばすか
ソフトバンク・サファテは圧倒的なセーブ数
M まず、パ・リーグ3強における最大の異変といえば、楽天の失速です。本当に、どうしたんですかっ! いまや、「混戦パ・リーグ」とは呼べない状況じゃないですか。
E いやいや、最下位チームの担当に叱られても……(苦笑)。8月15日の西武戦[メットライフ]で17失点の大敗をしたと思ったら、そこから2試合連続の完封負け。そして続くソフトバンク戦では3連敗。これで今季最多の6連敗。同じ週に美馬(
美馬学)、岸(
岸孝之)、則本(
則本昂大)がそろって負けたのは初めてなんだよね。
F 茂木(
茂木栄五郎)、ペゲーロら主役が戻ってきたのにね。
E そう。役者がそろって、さあこれから! と思ったら、ライバルチームに全敗ですから。
Bs ソフトバンク戦に先発した岸、則本は初回に失点しています。
H ソフトバンクは初回もそうですけど、1回から5回までの得点が多いんです。逆に5回以降の得点があまりない。だから、決して打線が好調というわけではないんですよ。
M 確かに、ここまで故障者を出しながらも、やりくりでコンスタントに勝っているという印象だよね。
H 内川(
内川聖一)の穴が大きいということは、ここ最近の1点差、2点差勝利に表れていると思うんです。打撃は決して好調じゃなくて、何とかしのいで勝っているのが現状です。抑えのサファテがとんでもなく登板数、セーブ数を伸ばしているので。
F 8月の時点ですでに40セーブ超えか。確かにすごいな。
M 対する楽天は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン