
開幕当初はリリーバーとして、交流戦以降は先発転向でエース格の働きをして14勝3敗の素晴らしい成績を残した薮田/写真=前島進
若手先発陣が台頭してきた
昨年はマエケン(
前田健太=ドジャース)が抜けながら、不安を感じさせないまま優勝しました。今年は
黒田博樹が引退して、その穴をどうするのかという不安がありました。しかし、またしてもそれを跳ねのけリーグ連覇です。エース格2人が抜けたことを感じさせない投手陣の素晴らしい活躍だったと思います。
その中でも、連覇への大きな原動力になったのは、若手の先発陣が頑張ったことです。特に
薮田和樹ですね。開幕当初はリリーバーでしたが、交流戦あたりから
野村祐輔の離脱で先発に抜てきされ、そこから先発ローテの柱になりました。さらに
岡田明丈の存在も大きい。薮田が14勝で「11」、岡田が12勝を挙げ「7」と合わせて貯金「18」。これだけの数字を残してくれるとはシーズン前には考えもしなかったことです。
薮田は昨年、プロを経験したことで・・・
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