序盤戦から交流戦にかけての13連敗などで、最大で借金11を背負った巨人だったが、後半戦の巻き返しで貯金生活に。とはいえ爆発的な勢いはなく、3位~4位を行ったり来たり。11年連続のCS進出は叶うのか。現状をリポートしつつ、その可能性を探る。 ※成績・記録は9月24日時点 
就任2年目に球団史上ワーストの13連敗を喫したばかりか、初めてCS進出を逃すかもしれない危機に直面している高橋由伸監督。投手力にすべてをかける
これまでの経緯と最終展望
エース・
菅野智之が今季4度目の完封勝利を飾った9月20日の
阪神戦[甲子園]後、高橋由伸監督はエースの奮投を称えつつ、「最後まで、こういうのが続くのかなと思っています」とコメントを残している。「こういうの」とは、上がったり、下がったりの順位変動のこと。同16、17日の東京ドームでの
DeNA戦で3位を争う相手との最後の直接対決に1勝1敗で単独3位に浮上しておきながら、18日からの5位・
中日戦[ナゴヤドーム]でまさかの連敗を喫し4位に転落。そしてこの20日の阪神戦で再び同率3位とした。指揮官は下位相手にも勝ち切れないチーム状態(特に低調な攻撃陣)を冷静に受け止めた上で・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン