2位=CSファーストステージ本拠地開催を巡る西武と楽天のデッドヒートは最後の最後まで続きそうだ(10月5日に2位西武、3位楽天に確定)。しかし、どちらに転んだとしても、3試合2勝制の超短期決戦であることに変わりはない。2010年にロッテの下克上・日本一の立役者となった里崎智也氏が、両チームの現状を踏まえながらファーストステージの戦いにおけるポイントを占う。 取材・構成=杉浦多夢、写真=BBM ※成績・記録は10月1日時点 POINT1 本拠地開催の有利不利はあるのか?
「超短期決戦で大きな差は生まれない」 西武と楽天の2位争い、どちらがCSファーストステージを本拠地で戦えるかという争いは最後までもつれそうです。しかし、3試合という超短期決戦において「本拠地で戦えるか」というのは勝敗の行方を左右する大きな要素にはなりません。アメリカのように国土が広く、本拠地が完全ホーム状態になる、時差が生じる、といった場合は有利不利が生まれますが、日本の場合はビジター開催であってもスタンドの何割かは自分たちのファンが応援してくれます。本拠地開催であれば慣れたグラウンドで試合をすることができますが、相手にしてみてもシーズンの間に10試合以上を戦った球場です。
本拠地開催かどうかで違いが生まれるのは、攻撃の・・・
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