来年のチーム作り、未来のチーム構成にとって2017ドラフト会議は各球団にとって成功と言えたのだろうか。ここでは本誌球団担当が「運命の10.26」を厳格に判定し、点数をつけた。また今ドラフトの収穫と誤算、そしてこの結果から見えてくる戦力構想とは──。 採点は100点満点。「近年3年間のドラフト指名内訳」表は入団拒否者を含む。育成指名は含まない オリックス 採点100点。今年のドラフトに誤算はなし
1位で
西武と競合の末に社会人No.1左腕の21歳・
田嶋大樹(JR東日本)を獲得し、2位でも社会人右腕の
鈴木康平(日立製作所)と左右の即戦力投手の指名に成功。補強点であった内野手も
福田周平(NTT東日本)を3位で指名と、全指名8人を高校生と社会人で占めた。3年連続Bクラスの低迷の中で若返りを図るチームが求めたのは“若き即戦力”だっただけに戦略どおりの指名だったといえるだろう。 (AT)
指名選手リスト
1位 田嶋大樹(投手・JR東日本) 最速152キロの直球にキレのあるスライダーを操る社会人No.1左腕。完投能力もあり、即戦力の期待大。
2位 鈴木康平(投手・日立製作所) 馬力十分のストレートは最速151キロを計測。イニングを重ねても球威が衰えず、マウンド度胸も◎。
3位 福田周平(内野手・NTT東日本) 今年の都市対抗では橋戸賞で、5試合で打率.550とチームの優勝に貢献した巧打者。開幕一軍の可能性も十分。
4位 本田仁海(投手・星槎国際湘南高) 最速149キロの直球が魅力。アウトローへの制球力も抜群で、高いポテンシャルを秘める右腕だ。
5位 西村凌(捕手・SUBARU) 力強い打撃と俊足を併せ持つ好打者。本職は捕手ながら、強肩と打力を買われて外野手としての起用も。
6位 西浦颯大(外野手・明徳義塾高) 巧みなバットコントロールに50メートル5秒9、遠投110メートルと3拍子そろった外野手。身体能力が高いリードオフマン候補。
7位 廣澤伸哉(内野手・大分商高) 脚力を生かした広い守備範囲に肩も強い遊撃手。思い切りのある打撃は力強く、将来性豊かな好素材。
8位 山足達也(内野手・Honda鈴鹿) 巧打と俊足が光る。大学時代は日本代表、社会人でも1年目からレギュラーと下位指名も即戦力の声。
育成1位
稲富宏樹(捕手・三田松聖高)
育成2位
東晃平(投手・神戸弘陵高)
育成3位
比屋根彰人(内野手・飛龍高)
育成4位 木須デソウザ
フェリペ(捕手・御殿場西高)