日本シリーズ進出と同時に来季も指揮を執ることが決まった。20年ぶりのリーグV、そして届かなかった日本一へ。ラミレスDeNA3年目に向け、今シリーズの采配を糧とする。 文=滝川和臣、写真=小山真司 
シーズンどおりの打順で挑む“信念”を貫きつつ、第6戦で白崎をDHに起用。ラミレス監督は、今シリーズの采配を来季につなげる
梶谷隆幸からの送球が大きく弾み、サヨナラ負けが決まった瞬間、DeNAの今シーズンが幕を閉じた。「もしあれが、などと言うつもりはない。最後まで戦った結果がこうなっただけだ」とラミレス監督は、はっきりとした口調で、激闘を戦い終えた選手たちを称えた。
「選手には素晴らしい1年だったと伝えた。こういう形で負けはしたが、これは負けではない。得るものがあった1年だった」
緊張感から解放された指揮官からは、重荷が取れたようにも見えた。
日本シリーズでもラミレス流のひらめきは冴えていた。第6戦ではシリーズで初めて・・・
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