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12球団補強最前線 2017-2018

【12球団補強最前線】ロッテ・再建へ向けて新たな一歩を踏み出す。チームを活性化する若手の成長がカギ

 

ドラフト、さらに日本シリーズも終わり、各球団の補強への動きが本格化してきた。果たして、あの選手をあの球団は本当に獲得するのか。いや、むしろ本当に必要なのか。今回は12球団の現状の戦力を分析し、補強ポイントを探っていく。
※情報は11月12日現在

監督 井口資仁(1年目)

新指揮官のもとスタッフも新たな顔ぶれに。同期の今岡真訪が二軍監督として支える


再建は若手の成長に託す


 球団ワーストの87敗を喫し、5年に及んだ伊東勤政権に幕を下ろした。新たに指揮を執る井口新監督の下で再建を図るが、「投打ともに軸を作らなければならない」と語ったように各セクションで課題は山積みだ。

 今季は得点、打率、本塁打がリーグワーストだった。長打力・得点力不足は積年の課題。未来の大砲として安田尚憲を獲得したが、1年目はファームで経験を積ませるはず。途中加入でチーム最多の15本塁打を放ったW.ペーニャは残留の方向と言われるものの、昨オフはデスパイネが流出、代わって獲得したパラデス&ダフィーが不振と頼みの外国人が不発に終わった。フロントには打線の核となるべき大砲を“慎重に”獲得することが求められる。

 涌井が海外FA権を行使しメジャー流出の可能性が高まった先発陣は・・・

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