今季NPBでは2000安打達成者が3人誕生した。巨人の阿部慎之助捕手、中日の荒木雅博内野手、そして阪神の鳥谷敬内野手だ。彼らはシーズン終了時点の打席、打数、安打数がほぼ同じ。そこで何か違いがないか数字と“にらめっこ”をしてみた。すると、彼らの打撃の特性が顕著に表れた数字が並んだ。 写真=BBM (※日米通算2000安打達成の青木宣親外野手はMLBとNPBの年間試合数などが違うため今回はNPB内だけの打者のみ) 
荒木は6月3日に達成
シーズン終了後3人の安打数がほほ同じ
2017年シーズンに2000安打を達成した3人はそれぞれ打者としてのタイプが違う。阿部慎之助は長く巨人の四番を務める長距離打者。中日の荒木雅博は、二番などを打ちながらも守備の職人的なイメージで、守備を中心に2000安打を達成した
宮本慎也(
ヤクルトヘッドコーチ)タイプの巧打者だ。
そして、3人の中で最後に2000安打を達成した阪神の鳥谷敬は、三番や六番などを打つ好打者タイプと、それぞれタイプが違う。ただシーズンが終わったときの安打数は最多の阿部と最少の鳥谷で21本の差しかない。打席数も打数もほぼ同じだから数字で比較したら、その個性が・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン