今オフはパ・リーグを代表する3投手が海外FA、もしくはポスティングによってMLBに活躍の場を求めている。メジャー球団との交渉は容易ではないが、彼らは粘り強くあこがれの地でマウンドに立つことを思い描いている。そんな3人を戦力として必要としている球団はどこなのか。MLBに精通する福島良一氏に予想いただいた。 ※情報は12月10日時点 平野佳寿・NPB156セーブ右腕が自身の可能性を追い求める

平野佳寿/ひらの・よしひさ●1984年3月8日生まれ。京都府出身。右投右打。186cm84kg。鳥羽高-京産大-オリックス06希
秘める可能性が心を動かした。もともとメジャー志向があったわけではない。落差の大きなフォークを武器に今春のWBCでは6試合、5回1/3を投げるなど国際舞台でも存在感を示したが、これも渡米の決め手になったわけではない。そもそも、海外FA権を取得したのは2015年だ。そんな右腕が33歳でメジャー挑戦に踏み切った決め手は、周囲の評価だったという。
「意識したのはシーズンに入ってから。メジャーの球団が自分に興味を持ってくれているという・・・
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