エンゼルスの入団会見で赤いユニフォームをまとった大谷翔平の姿を見て、新鮮な印象を受けたファンもいれば、違和感を抱いたファンもいたはずだ。デザインの好みや、感受性は人それぞれ。あなたの目にはどう映っただろうか──。 文=綱島理友、イラスト=イワヰマサタカ、写真=Getty Images 
会見で着た赤いバージョンはサード(オルタネート)ユニフォーム
その第一報を聞いたとき、「大谷選手なら赤い帽子とユニフォームが、よく似合うだろうなぁ」と、思った。そして実際、入団記者会見で赤いオルタネートのユニフォームに袖を通した姿は、ぴたりとハマっていた。
ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムが現在の赤を基調としたユニフォームを採用したのは、2002年からだ。エンゼルスに最初に在籍した日本人選手は
長谷川滋利投手だが、在籍は1997年から01年まで。彼の時代は紺の袖にボディがストライプのユニフォームが使われていた。

長谷川滋利が在籍時は袖が紺色のユニフォーム。胸には天使の羽がモチーフのロゴが躍った
これまでエンゼルスの赤いユニフォームに袖を通した日本人選手は、10年の
松井秀喜選手、11年と12年に在籍した
高橋尚成投手の2人。しかし年齢が30代に突入していた彼らの場合、正直、ちょっと・・・
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