オープン戦に突入したプロ野球。今季は日本ハムの清宮幸太郎をはじめ、野手に楽しみな新戦力が多いようだ。シーズン開幕まで約1カ月、先週の「投手力」に続いて12球団の「野手陣」を攻撃力と守備力の両面からチェックする。

■2017チーム打撃&守備成績 ※()内数字はリーグ順位
打率.252(2位) 得点 597(2位) 失策66(2位)


　強力クリーンアップは健在だ。主将・筒香嘉智、昨季の最多安打&打点王のJ.ロペス、首位打者の宮崎敏郎が得点源であることに変わりはない。打順は、筒香を四球で歩かされる確率が低い三番に置き、四番・ロペス、五番・宮崎と続く、昨季中盤以降に採用されていたラインアップに落ち着きそうだ。

　当然、いかに走者を置いた状態でクリーンアップに回すことができるかが攻撃のカギとなるのだが、今季はラミレス監督の大号令の下・・・