
文=阿部ちはる、写真=前島進
デビュー戦が開幕投手
2月6日、キャンプの第2クール開始と同時に、
楽天の開幕投手が決まった。不動のエース・
則本昂大が、
佐藤義則投手コーチから告げられたのだ。2年ぶり5度目の大役に、「チームに勢いがつく投球ができたらいい」と意気込んだ。
ルーキーだった2013年、自身のプロ野球人生のスタートを開幕投手として迎えたが、それは当時のエース・
田中将大(現ヤンキース)がWBCに出場した影響で巡ってきたものだった。「13年はたまたま回ってきたようなもの。2年目以降は狙ってきた部分もある」と本人は語る。自身がWBCに出場したこともあり、17年こそ
美馬学に譲ったが、それ以外はすべて務めてきた。「開幕投手=則本昂大」。気がつけば、チーム内で自然とこの等式が成り立っていた。
一番印象に残っている開幕戦はもちろん13年・・・
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