今季も下馬評ではソフトバンク優位が叫ばれる。しかし、他5球団のソフトバンク対策は年々厳しくなるばかりで、王者としても連覇は決して簡単なものではない。開幕カードの3連戦から、「もう1頂!」へのカギを握る投打のポイントが見えてきた。 写真=湯浅芳昭 Hの焦点1 今宮健太、鷹のリードオフマンへ!

「一番としてやるべきこと」を強く意識し、初球から振っていく今宮
オリックスとの開幕カード第3戦の初回の先頭打者、
宗佑磨の詰まった三遊間への小飛球にすさまじいスピードで駆け寄った。左手のグラブを目いっぱいに差し出し、ファーストアウトをキャッチ。ベテランの
中田賢一といっても、不安の付きまとうシーズン初先発のマウンドで、6回途中2失点の粘りの投球を引き出した
今宮健太のビッグプレーだった。
2013年から5年連続でショート部門のゴールデン・グラブ賞を獲得している守備はチームに欠かせないものだと誰もが認める。一方で課題とされてきた打撃は17年に打率.264、14本塁打をマークしたとはいえ、レギュラーに“三拍子”を求める
工藤公康監督の期待に応えるには・・・
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