2年連続、開幕戦で同カードとなった日本ハム対西武。札幌の地で昨季は西武が2勝1敗で勝ち越したが、今年はさらにその上を行く3連勝を西武が果たした。好スタートを切った西武は看板の強力打線が機能したが、攻撃陣を活性化させたのは誰か?また、投打に振るわなかった日本ハムだが、その中でも存在感を見せつけた打者に焦点を当てる 写真=小山真司、高原由佳 Lの焦点 硬軟自在の西武打線

攻守走に渋い働きを見せる外崎
塁に出ると何かやってくれそうな期待感が高まる。今季から新背番号「5」を背負う
外崎修汰。第3戦でもチームを勝利に導く光るプレーを見せた。日本ハム先発・
加藤貴之の緩急をつけた投球に西武打線は4回までゼロ行進。迎えた5回表だった。先頭の外崎は真ん中に入った甘いスライダーを見逃さなかった。確実にコンタクトした打球は左前へ弾んだ。
昨季、23盗塁をマークした快足を持つ外崎が出塁。当然、マウンドの加藤は警戒し、執ようにけん制を試みた。しかし、冷静に対処。そして、1ボール2ストライクからの4球目・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン