選手が違えば打線の組み方も変わる。黄金時代の西武でプレーし、西武、ロッテで指揮官も務めた伊東勤氏に、2018年の打線から特徴的な球団をピックアップしてもらい、その深淵を語ってもらった。 ※成績・情報は4月22日現在 写真=BBM 【パ・リーグ】黄金期と現在の西武打線の違い

4月18日の日本ハム戦[メットライフ]、8点差を逆転するサヨナラ打を放った森。西武は個々の力が優れている
打線は打者に好不調の波があるなど「水もの」と表現されます。それでも、中には計算できるぐらいに強力な打者をそろえるチームもあります。一方で打順に工夫を凝らし、各打者の力をより引き出すようにするチームもあります。両リーグで特色がよく出ている打線をいくつかピックアップしていきたいと思います。
リーグNO.1、いや球界NO.1といえるのが今の西武です。
中村剛也内野手が下位に回るほどで、どこからでも点を取れ、いつでもビッグイニングをつくれる顔ぶれになっています。8回から8点差をはね返した4月18日の日本ハム戦(メットライフ)はその典型でした。
黄金期にあった私の現役時代を振り返ると、チームとして・・・
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